プレスリリース
報道関係各位
ノバルティス ファーマ株式会社
ノバルティス ファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョンポール・プリシーノ、以下「ノバルティス ファーマ」)は、患者さんやご家族と医療従事者が医療に関する意思決定を「ともに考え、決める医療」の実現に向けた患者団体等の活動を後押しするため、「MOSHIMOアクション助成金」(以下「本プログラム」)を創設し、募集を開始しました。本プログラムは、「ともに考え、決める医療」の普及と実現に向けた『MOSHIMOプロジェクト』の一環として、患者団体等が行う啓発活動、対話促進、教材・ツール開発、実態調査や情報発信などの取り組みを支援することを目的としています。
「ともに考え、決める医療」の考え方は、Shared Decision Making(SDM:共同・共有意思決定)とも呼ばれ、患者さんやご家族と医療従事者などが、それぞれの価値観や希望、医学的な情報を共有しながら、治療やケアの方針をともに考え、決めていく医療における意思決定の考え方です。患者さんの価値観や希望、不安を十分に共有しないまま治療方針を決めると、納得感の低下や治療中断につながることがあります。多職種の医療チームが「ともに考え、決める医療」に参画することで、患者さんが思いを伝えやすくなり、納得できる治療選択や治療継続、患者体験の向上につながることが期待されます。
ノバルティス ファーマは、患者さん一人ひとりの価値観や希望が治療の意思決定により適切に反映される医療の実現を目指し、MOSHIMOプロジェクトに取り組んでいます。2026年10月10日に開催した『MOSHIMO Day 2026』で、「MOSHIMOアクション助成金」の創設について発表し、来年開催を予定しているMOSHIMO Day 2027で活動成果を発表することを計画しています。本プログラムの助成対象は、日本国内で医療の意思決定や情報共有に関する活動を行う団体、または患者アドボカシー団体で、啓発活動、対話促進、教材・ツール開発、実態調査、情報発信など、「ともに考え、決める医療」の普及や実現に向けた新規・既存の活動が対象となります。
「ともに考え、決める医療」の実現を目指し、MOSHIMOプロジェクトの方向性を担うステアリングコミッティの議長を務める、NPO法人パンキャンジャパン理事長の眞島喜幸氏は、次のように述べています。「『ともに考え、決める医療』とは、患者さんが一人で治療を選ぶことではありません。医療従事者は『医学の専門家』として、患者さんは『自身の人生の専門家』として、それぞれの知識や価値観を共有できる環境の中で、その人にとって最善の選択をともに考えていくことが大切です。本プログラムを通じて、多様な立場の方々による実践や対話が広がり、「ともに考え、決める医療」がより身近なものになることを期待しています」。
ノバルティス ファーマ株式会社 広報統括本部長 兼 MOSHIMO Day 2026ステアリングコミッティ事務局長である井川敦子は、本プログラムについて次のように述べています。「医療の進歩により治療の選択肢が広がる中、患者さん一人ひとりが納得して治療を選べる環境づくりがますます重要になっています。ノバルティス ファーマは、革新的な医薬品を届けるだけでなく、その価値を患者さんに最大限届けるためには、患者さんが想いや希望を伝え、医療従事者とともに治療を考えられる環境が不可欠だと考えています。本プログラムを通じて患者団体の皆さまによる創意工夫あふれる活動を後押しし、『ともに考え、決める医療』の実現につながる取り組みが全国に広がることを期待しています」。
MOSHIMOアクション助成金の概要(詳細は、こちらから)
目的:
患者さんやそのご家族等を含む生活者(以下、「生活者」)と医療従事者が対話を通じて治療やケアに関する意思決定に参画しやすい環境づくりを後押しし、「ともに考え、決める医療」の普及・実践に資する活動を支援。
募集テーマと活動:
「生活者と医療従事者の対話を通じた『ともに考え、決める医療』(SDM)の普及・実践を促進する患者団体活動」
生活者が自身の価値観、希望、不安や生活上の優先事項を医療従事者と共有し、対話を通じて治療やケアに関する意思決定に参画できる環境づくりに向け、以下のような活動を募集します。なお、活動については、新規・既存は問いません。
- 啓発活動、教材・ツールの開発等、推進する活動
- 生活者と医療従事者の対話を促進する活動
- 実態調査や情報発信
助成対象:
日本国内を拠点とし、医療における意思決定や情報共有などをテーマに支援・啓発等の活動を行う団体、または患者関連のアドボカシー団体。
助成内容:
「ともに考え、決める医療」の普及と実現に資する活動提案を募集し、最大2団体を採択の上、各団体に50万円の助成金を提供する予定です。なお、助成金は、採択された活動計画の実施に必要な費用として活用いただくことを想定しています。
募集期間:2026年10月10日から2027年1月31日まで(選考結果は3月頃に発表予定)
「MOSHIMOプロジェクト」とは
患者さんやご家族、医療従事者、患者団体などが対話と共創を重ね、「ともに考え、決める医療」の実現を目指す取り組みです。「MOSHIMO(もしも)」には、未来への希望を語る「もしも」と、人と人をつなぎ対話を生み出す「もしもし」という二つの想いが込められています。ノバルティス ファーマは、日本でSDMの普及啓発に取り組む患者団体や医師で構成されるステアリングコミッティとともに、MOSHIMOプロジェクトを推進しています。2026年10月10日に開催した「MOSHIMO Day 2026」では、患者さん、ご家族、医療従事者が集い、学びや経験を共有するとともに、「SDM共創宣言」を発表しました。「MOSHIMOアクション助成金」は、この宣言の理念を具体的な行動につなげるために創設され、患者団体等の活動を支援することで、「ともに考え、決める医療」のさらなる普及・実践を後押しします。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置く革新的医薬品のグローバル製薬企業、ノバルティスの日本法人です。ノバルティス ファーマは、より充実した健やかな毎日のために、「ともに、医薬の未来を描く」を追求しています。
詳細はホームページをご覧ください。https://www.novartis.co.jp
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以上