ノバルティスはチバガイギー(Ciba-Geigy)とサンド(Sandoz)の合併を経て1996年に設立されました。ノバルティスと前身会社における250年以上に渡るルーツを遡ると、革新的な製品開発を追求してきた豊かな歴史があります。合成染料の生産から始まり、後にノバルティスとなり、化学薬品製造部門を分離し、最終的に製薬会社になりました。

ノバルティスの歴史は、3つの会社の歴史が集約された軌跡と重なります。ガイギーは化学薬品、染料を扱う貿易会社として18世紀中頃、スイスのバーゼルで設立されました。チバは1859年に染料の生産を開始し、サンドは化学薬品会社として1886年にバーゼルで設立されました。

3つの会社には共通する特徴があり、その特徴はノバルティスにも受け継がれています。

それは、科学の進歩と健康の増進を通じて人類の発展に貢献する新製品を開発し、市場に送り出すことにかける情熱です。

この伝統を踏まえ、ノバルティスは今日においてもイノベーションを強力に推進し、世界中の患者さんのアンメットニーズにお応えしています。

なお、ジェネリック医薬品およびバイオシミラー事業であるサンドは、2023年10月に完全に分離し独立した企業となりました。