ノバルティス ファーマ株式会社は、バルサルタンの医師主導臨床研究における利益相反問題に関する対応の一環として、7月1日より5日まで、医療用医薬品のプロモーション活動を自粛し、コンプライアンス研修を実施します。

この研修は、今回の問題について現状を共有し、反省点を正確に理解すること、また、関連する法令や新たに制定したガイドラインなどを含め社内のルールと手順の遵守について学習し、再発防止のためにこれらを徹底すること、さらに、今後、取り組むべき課題などを会社と社員が一緒に考えることを目的としています。そのため、外部講師による講演、グループディスカッションなどを通して、社員一人ひとりの自覚を高めていきます。

ノバルティス ファーマ株式会社 代表取締役社長 二之宮 義泰は、研修の冒頭で次のように述べました。「経営陣および社員一人ひとりが何をすべきか、考え行動する第一歩としてこの研修に臨み、全社を挙げて信頼回復を実現するべく、全力で取り組んでいかなければなりません。私たちの原点である企業目的『人々のいのちと健康に貢献する』に立ち返り、社員の皆さんと共に再出発したいと思います」

当社は、今回の研修を通じ、社会的責任と高い倫理性が強く求められる製薬会社の一員として、全社員が反省し、再発防止に取り組み、今後は二度とこのような事態を起こさぬよう、全社を挙げて努力してまいります。

<主な研修プログラム>

  • 利益相反(COI)
  • 医師主導臨床研究
  • 利益相反事案の現状と課題
  • 公正競争規約
  • COIマネジメント / 透明性ガイドライン (医療従事者 / 患者団体)
  • ノバルティスの社員行動規範および利益相反ポリシー

「医師主導臨床研究について」へ戻る